顔パスの時代がやってくる

顔認証技術がいよいよ私達の暮らしを変えてくれそうです。大阪メトロは12月9日地下鉄鶴見緑地線ドーム前千代崎駅で、顔認証システムを用いた自動改札機を報道陣に公開しました。これは全国初の試みで、2024年度の導入を目指すということです。

利用者は事前に顔写真のデータを登録しておきます。そして、改札を通過する際、備え付けのカメラで顔を撮影し、本社のサーバーで登録されている顔写真とカメラのデータを照合することで、改札機の扉を開けるという仕組みです。

これから、ドーム前千代崎駅の他にも数駅にそれぞれメーカーの顔認証機能付きの改札機を置き、速さや正確性などを比較・検討し、精度向上に取り組み実現化へと向かいます。これによって、乗車券や定期券を持たずに電車に乗ることができるようになることから、利便性がとても高まると考えられます。

その他にも企業においても顔認証システムによる出退勤の管理や、出入り口の管理が行えるようになってきており、顔認識技術の発達は顔パスの時代へと導いてくれているのです。